まだ間に合う会計士
最近では、都内の新名所である六本木ヒルズの目の前という、またとない立地に「デュオ・スカーラ西麻布タワー」を発売し、同業他社をうならせた。
「窓を明けると、六本木ヒルズが目の前にあるんです。
つまり、六本木ヒルズに住んでいるわけではありませんが、実感としては六本木ヒルズに住んでいるのと同じ気持ちで暮らせるわけです。
こうした、景観を取り込んだ企画も大きな人気を呼んでいますね」実際、第1期、第土期の分譲戸数は42戸。
ここに、500組あまりの購入希望者が殺到したという。
いうまでもなく、マンションディベロッパーであれば、どの企業も好立地の取得に血眼になっている。
「ディオ・スカーラ西麻布タワー」は六本木ヒルズの目の前という立地になっている。
そうしたなかで、なぜ、ダイ『ナシティは、駅至近の用地を次々と取得できるのだろうか。
この当然すぎる疑問に、Nはこう答えた。
「駅前にそんなに用地があるのか。
さらに、都心の駅から徒歩1分、2分、3分……、遠くても5分以内というような更地は、そうそうあるわけではありません。
そこで、当社の場合は、すでに建物が建っている、その底地に目をつけています」。
たとえば、14行あった都銀もいまは4大グループ、りそな銀行も合わせると5大グループに統合再編成されてきている。
こうした都銀の駅前支店の敷地は100〜200坪程度。
Dが得意とする、30〜60戸程度のマンションならば十分に建つ。
そこでDでは、銀行の跡地、あるいは現在営業中の店舗であっても、統廃合にともない、将来、閉鎖の予定があるものにはどんどんアプローチをかけるのだという。
同じことが、損保や生保についてもいえる。
また、ガソリンスタンドも狙い目の一つだと、Nはいう。
最近、都心ではガソリンスタンドが減っている。
つまり、これまでガソリンスタンドであったところが閉業するなどで、土地が空く、という現象が起こっている。
Dでは、そうした動きを敏感に察知し、土地の取得を進めているのだ。
こうした情報は、金融機関から入手することが多いが、ほかに、狙い定めた地域があれば、その界隈を回り、地元でなければ得られない情報を得る。
そして、そこから掘り下げていくケースも少なくない。
「100坪くらいあれば、小規模なマンションは建てられます。
ストライクソーソは150〜200坪。
しかし、もっと小さい土地であっても、立地条件がよければとりあえず取得しておき、隣接地を買い足す交渉に入ることもあります。
当初、80坪しかなかったところ、隣地の地主さんと交渉し、20坪を買い足して100坪にまとめる。
あるいは、隣接地の地主さんとは等価交換などで共同事業として進めていくなど、土地取得に関しても、多様な角度から攻めていくわけです」(N)仕入れの善し悪しでマンションの価値の8割は決まる。
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